人生楽しんだもん勝ち【堀江貴文の言う「バカ」と私の性格】
簡単には変えられない状況に陥った時、
いい意味でも悪い意味でも考えるのを面倒くさがってしまうのが私の性格だと思う。
例えば手術で輪郭が左右非対称になって滑舌も悪くなってしまった時、
最初はショックを受けたし結構気にしたけど、退院する頃にはどうしようもないからと悩まなくなった。
何食わぬ顔で大学へ行って、通じるように話した。
研究と遊びの予定が被った時は、基本的に先に予定があった方を優先してリスケすることはあまりない。
数ヶ月後の事を考えずに今を積み重ねることしか考えていない。
未来を予想することができないから、所持金の計算や貯金は長く続いた試しがない。
こんな感じで、与えられた環境や機会を「しょうがない」で片付けて何事にも適応するように生きてしまう。
いつだって、環境に適した生活をするからこそ未来を考える意味を見出せない。
年金をもらえるかもらえないかなんて興味がない。
こんな性格のいい面もあると思うけれど、悪い面は多い。
特にビジネスでは成功しにくいかもしれない。
堀江貴文さんの本を読んでいると、この人は私の性格とはかなり違うなと感じる。
堀江さんはストイックに今の日本の環境を変えるために情報を集めたり行動したりしている。
たぶん堀江さんにとって、その行動はすべて好きなことに繋がることであり
その「好き」が大きな原動力になっているんだと思う。
私にはその原動力が起こることがまだ見つかっていない、気がする。
特に研究室に私の「好き」はほとんどない。
堀江さんはよく「大学に行く奴はバカ」と言っているけれど、
私はそのバカなんだなと思う。
「バカ」とは思考が停止してしまっている人のことをいう。
現状を変えることを面倒くさがって、本当の「好き」ではない事に時間を費やしてしまう。
堀江さんも年金には興味がないと言っているけれど、
堀江さんと私のそれとは意味が全く違う。
堀江さんはなぜそう思うのか政治の理屈を詳しく知った上で興味がないと言っているけれど
私はそういう理屈を考えずにただ単に自分が興味がないから興味がないと言う。
ここには大きな違いがある。
でも、こんな性格の人は結構いるんじゃないだろうか。
堀江さんを正義だとすると、それによってどれくらいの人が「バカ」とされるのだろう。
私は思考が停止することがあるのも「人間」なんじゃないかと思う。
私は人間のクズでダメな部分も大好きだ。
人生楽しんだもん勝ちでしょ。