生活感。

後で読み返すと恥ずかしくなるような日記です。

部下が仕事ができないのは上司の責任だ

 

今日教授からこう言われた。

 

間違いない。私の責任だ。

 

 

 

実は10月から入ってきた3年生の後輩が

上手く仕事をできていない。

 

 

 

  • 言ったことを確実にメモできていない。

 

  • 行間を読めない。

 

  • 実験もメモしているのに実際やらせるとなぜか過程が抜ける。

 

  • 妙に自信がある発言をする。

 

 

 

 

正直いらいらしていた。

 

 

なぜそういう行動をとるのか全く理解できないし、

メモの取り方だって、全部文章で書かずに自分で工夫してくれ、そして書き落とすな。

 

 

 

今日教授が3年生の実験ノートを見て危機感を感じたらしく、

M1の私たちに話をした。

 

 

 

部下が仕事ができないのは上司の責任だ。

 

 

 

教授も今年の3年生は手が焼けると気付いていた。

 

その上で、そう言った。

 

 

 

人の性格は変えられない。

しかし、仕事は進める必要がある。

 

じゃあ、どうするか。

 

 

 

 

 

『誰でもできるような仕組みを作る。』

 

 

 

 

 

実験のプロトコルをすべてデジタル化し、

誰でも間違いなく実験が進むようにする。

 

できるだけ行間に書いてあることをしっかり書く。

 

 

 

 

例えるならファミレスのバイト。

 

どんな人がアルバイトとして働いても

確実に同じ料理が作れるように仕組みを作る。

 

 

 

同じように研究室でも「仕組み」を作る。

 

 

それをしないから仕事ができないんだ、

それをしないのは上司が無能だからだ、と。

 

 

 

実験をデジタル化するのは大変だから

これから研究室みんなで一緒に作ろう。

 

そう言われた。

 

 

 

 

 

 

私は

ここで言う「部下」の立場でなくてよかった

と心から思った。

 

 

ある程度は自分で考えられる人間でよかった。

 

 

私が後輩の立場だったら、

先輩に迷惑をかけているという自己嫌悪で消えてなくなりそうだ。

 

 

 

でもきっと、私よりもっと考えてる人は

私が今の後輩を見ているのと同じように私のことを見ているのだろうな。

 

 

 

あー、消えてなくなりたい。笑

 

 

 

でも、どうか私より考えている人がこの世の中の大半でありますように。

 

 

こんなちっぽけな私よりももっと素晴らしい人がこの世の中の大半でありますように。